2010.9.15
リビングテーブル
ダイニングテーブルとソファーテーブル、食事をするところとくつろぐところ、別々につくるには空間が狭すぎたため、食事も休息も同じソファとテーブルでできるように考えました。ソファの座面高さにあわせてテーブルの天板の高さを600mmとし、ソファとテーブルの間を移動しやすいように2本脚としました。また天板の4つの角に大きなアールをとっています。
天板面の材料は、通常よりも厚いウォールナットの突板で、短手方向に流れる柾目でつくりました。端の面取りはおなかが当たる下面に大きめの坊主面(丸い面)をとり、上部は小さな切面(45度の面)をとしています。仕上げはカシューを調合したオイル仕上げです。
クローゼット
部屋の間仕切り壁の長さとぴったり同じ幅のクローゼットです。観音開きインセットのドアは真鍮製のPヒンジで開きます。下の引き出しはキャスターをつけてスムーズに出し入れができるように考えました。
材料は外側はウォールナットの突板、内部はシナ合板です。扉には反り止め金物が着いています。外部は調合オイル仕上げ、内部は無塗装です。