2010.12.24
椅子
最初のプロトタイプの椅子をつくってから、はやくも5年が経ってしまいました。
最初は、なにをどうしたらよいのか分からず、なにが分からないのかも分からず...。
今は図面と3DCADで大枠を決めて、背脚や各部材を原寸大で、バンドソーと反台鉋(曲面を削る鉋)で削ってかたちを決めています。
今進めているのは、最初のプロトタイプと同じ考え方の椅子ですが、曲線を使った椅子です。ねじれた曲線、ちょっとしたかたちのニュアンス、座り心地の違い、図面では分からなかったことが、だいぶ分かるようになりました。
工場の職人さんには、これが当たり前のつくり方だと言われました。
新しい椅子は2011年の春には出来上がりそうです。
chair
It has been 5 years since I made the first prototype of dcw chair. At the begining, I didn't know what to do, I couldn't understand what I didn't know about chair design. Now I can think and decide with real size wooden model using bandsaw and sori-dai (japanese plainer for curved surface) after rough scketches by computer drawing and 3D CAD. This new chair will be completed next spring.